先週のブログもご参考にしてください。
本日は、イースター休暇により、欧州市場は休場です。
円高が進んでおります。先週もお伝えしましたが、赤澤大臣と米国側との会談で為替に対する話し合いがなかったことでドル円は143円まで反発しました。しかし、24日に予定されている日米財務相会合で、円安の是正が議題に上るとの見方が強まり、円が買われているようです。
そのため、少なくとも24日あたりまで円を売る要因はありません。先週お伝えしたレンジをイメージしてください。
※本日お客様にもお伝えしましたが、テクニカルを見るうえで、25日移動平均線やボリンジャーバンド中心線(恐らく20日、25日)、一目均衡表基準線(26日)より、実体価格が上・下に位置しているか確認するのが良いでしょう。下に位置している場合は、先日もお伝えしたように25日線が一先ずの目安になります。確認してみてください。
【大阪金】
大阪金は、堅調に推移しました。先週末公表のCFTC建玉明細を見ますと、やはり、投機筋の買いは伸びていませんでした。繰り返しの話になりますが、投機筋のネットロング30万枚以上は買われすぎですが、15日時点のネットロングは20万枚程度でした。16日以降、NY金取組高は増加していないため、おそらく投機筋は思ったほど買えていないと判断しています。
投機筋が買っていない反面、現物筋が買っている相場は、大崩れするとは思えません。よって、〇〇〇〇〇円以上は一部買い玉利食いとしていますが、再度下押しする場面では買い拾う方針は継続したいと思います。
投機筋が買いだしたら、予想以上に上昇する可能性があります。
【大阪白金】
大阪白金は、円高により上値を抑えられたように思います。先週末公表のCFTC建玉明細を見ますと、やはり投機筋の売りポジションは減少していました。15日時点の売りポジションは、前週比5764枚減少していました。ただし、先週末ショートカバー(買戻し)が不十分とお伝えしたのは、1007ドルから900ドルまで下落した相場(CFTC公表の価格)で、投機筋は10083枚売り叩いており、そのうちの5764枚しか減少していないことになります。つまり、NYプラチナ価格が1000ドルに近づくことで、さらにショートカバーが出やすくなるということです。(必ず全てを買戻すとは限りませんが、その可能性が強いということです。)
しかしながら、1000ドル近辺で投機筋が買いポジションを増加させない限り、上昇一服となり、大阪白金〇〇〇〇円近辺が上値目安と考えます。
繰り返しになりますが、投資家マインドが低下したため、V字反騰の期待はできません。不確実性が継続している内は、上昇期待よりレンジ相場で繰り返しトレードするのが良いでしょう。今は下落した相場の反動高であり、地合いが変わったわけではありません。(相場の世界でも、喉元過ぎれば熱さを忘れてはいけません。)
私は、ゴールデンウィーク辺りにドル円が浮上し、大阪白金は〇〇〇〇円まで反発も考えられます。つまり、NYプラチナだけでは、あまり上値を期待することはできません。
【日経225】
日経225は、やはり上値の重い展開となりました。円高が進む中、今月末から日本企業本決算の発表を控え、手仕舞い中心の動きだったように思います。
繰り返しになりますが、相場が高くなったから更に高くなると思うのは時期尚早です。以前もお伝えしたように、投資マインドが低下している中、トランプ関税による企業業績不安も重なり、上値を買い上げるエネルギーは無いと考えます。
ただし私は、今月末から発表する企業決算の2026年度通期見通しに注目しておりましたが、2020年コロナウィルスの影響で多くの企業が2021年度通期見通しを提示しなかったケースもあり、今回も通期見通しが見送られる可能性は高いと考えられます。
そのため、常に前日の安値を意識しつつ、突っ込み買い方針。ただし、35000円前後は見送り、利食いを意識するのが良いでしょう。必ずレンジを意識しておくのが良いでしょう。
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