※当ブログでは、私(高橋)ならばこのように相場を解釈し、トレードするとの見解を述べております。人それぞれではありますが、必ず共通することがあると思います。私が重要視しているのは、何度もお伝えしているように資金配分と相場の方向転換の見極めです。必ず、必要なことは毎日チャックするのが、利益を得る近道と考えます。
昨日の米中貿易協議の結果を受け、欧米株が反発し、ドル円は148.66円まで反発、VIX(恐怖)指数は18ポイント台まで低下、FRBによる年内利下げ回数見通しが2回に修正されました。
私は、4月28日にもお伝えしたように、市場が年内利下げ回数を3回~4回と予想するのならば140円~144円レンジ、2回であるならば146円~150円レンジが妥当と考えていました。そのため、ドル円は当面146円~150円レンジを予想します。
https://first-traders.com/metal/17179/
↑↑ 4月28日のブログ
本日は、4月の米CPI(消費者物価)コア指数の発表があります。市場予想は、前月比0.3%(前回0.1%)、前年同月比2.8%(同2.8%)となっております。この指標では、余程のことがない限り、ドル円や株価の反応は限定的と考えます。
【大阪金】
一般サイトでも会員サイトでも、数日前から前日安値を意識した買い方針とお伝えしております。当然、当日終値で前日安値を下回った場合は、買い玉のロスカットも選択肢に一つとコメントしています。ただし、今のところ前日安値を下回って終えていません。むしろ、買い玉に対してプラス評価となっております。
繰り返しの話になりますが、しつこく買いで臨むのが良いでしょう。トランプ関税緩和や、ロシアとウクライナとの和平交渉などにより、金の上値が重くなりましたが、だからと言って下落する理由にはなりません。何度もお伝えしているように、世界各国財政拡張による中央銀行の金買いが存在している限り、底堅い展開が予想されます。中央銀行は、投機筋のように売ったり買ったりはしません。買ったら長期保有します。そのことを理解していれば、安値を買い狙いすることができます。
よって、引き続き15000円~16000円レンジをイメージした上で、前日安値を意識し買い方針継続とします。
【大阪白金】
大阪白金は、本日堅調に推移しました。何度もお伝えしていますが、『金』と『プラチナ』とは、市場の評価が異なります。唯一、投資や宝飾品需要は恩恵を受けるかもしれません。ただし、世界的な投資需要は、むしろ減少しています。このことが、プラチナ価格上昇の妨げになっているように思います。
しかしながら、先日からもお伝えしていますが、中国筋が960ドル台までプラチナ現物を大量に買っていたことが見受けられ、そのことにより970ドルが下値抵抗と考えます。しかも、ドル円が安定期に入ってきたこともあり、大阪白金の下値も限定的と判断しています。
よって、大阪白金の予想レンジを4450円~4650円に引き上げて、買いスタンス継続とします。
ちなみに、あと1日~2日後の大阪白金の動向が重要になります。それと、現時点でのプラチナ現物価格は989ドル、NYプラチナ価格は987ドルです。ここで、考えて下さい。プラチナ現物価格よりNYプラチナ価格が下回っていることを。相場は、常に勉強と感じることです。当然、失敗することもありますが、その失敗を取り戻すために、相場の流れを分析することが重要と考えます。
【日経225】
日経225は、38000円台を維持してきました。本日、お客様で日経レバETFをたまたま本日高値で利食いしていただきました。本日の日経225高値からは、私の信用しているテクニカル指標で、買われすぎの領域に突入しました。だからといって、下落するということではありません。昨日もお伝えしたように、買われすぎの領域では、買わないのが私の投資スタイルです。
ただし、5月限SQ値37572円を昨日上回ったことで、当面はこの価格が下値目安になると予想します。
ここで考えてみてください。私を含めて、38000円台は買いにくい価格です。なぜならば、4月7日30650円を見せられたからです。そのように考えると、高値掴みの買いは少なく、突っ込むを買い狙う投資家が多いとイメージすることができます。そのように解釈しますと、簡単には下落しないことが想像できます。
よって、38000円台は見送りとしますが、当然突込み場面では買い狙いをしていきたいと思います。ここからは、少し狭いレンジを意識して考えたいと思います。
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