東京白金は、今後どう!?

 東京白金は3742円の高値から3501円安値(3月8日時点)まで241円一気に下げ、それまでは売り方針を継続してきましたが、3500円まで値を下げたことから、自律反発も出てきたと考え、売り玉は利食いし撤退いたしました。ただし、NY市場におけるファンドの買い玉の整理商いが出ていることから、NY白金950ドル以下は弱気したくはないと考えております。

 今の白金市場は、恐らくFOMCで年3回の利上げ、若しくは年4回の利上げを意識した動きではないと考えております。投資家の視線は、オランダの総選挙やフランスの大統領選に対する欧州の経済不安が、市場を弱気にさせている要因かと思います。日本時間16日の日中時間にオランダの総選挙の結果が出ると思います。FOMCよりも、そちらの材料が大事になると考えます。

 因みに、NY市場におけますファンドの手仕舞い売りは、1000ドル以上の買い玉によるものと考えられ、950ドル~1000ドルの買い玉は維持していると判断しております。あと、3000枚ほど取組が減少した方が、下がりにくくなることでしょう。ただし、これだけ売られた相場は、V字反騰はないと考えているため、当面は〇〇〇〇円~〇〇〇〇円のレンジ内と予想します。3500円台は今一度売りを考えますが、3450円前後はロスカットを設定して、買いも有効かと思います。

※会員募集中!!!2週間無料となっておりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事