今の東京金価格は、高いのか安いのか。

いよいよ、本日FOMCで政策金利の発表があります。市場は、利上げをすると予想しております。ただし、それに加えて、利上げのペースや、年4回行うのか、その後のFRBイエレン議長の記者会見に市場は関心を示しているようです。極論、サプライズは、利上げを行わない、若しくは0.5%の利上げです。それはないと思いますが、もしあった場合はかなり乱高下することでしょう。

 東京金は、しぶといですね。こう思うのは、私だけでしょうか?、売っている方は、そう思うと思います。前回もコメントしたかと思いますが、果たしてNY金は利上げを織り込んでいるのでしょうか。私は、織り込んでいないと予想しております。それならば、なぜ1200ドルを維持するのでしょうか?それは、欧州選挙をにらんでの、リスクヘッジの金買いが入っているからと考えます。それでは、米国では利上げを行い、欧州の選挙が平穏無事で終了した場合は、今の金価格が高いか安いかになりますが、私は高いと思います。市場は、昨年のイギリスの国民投票でEU離脱が決定し、そのため金融商品がショック安となったことを警戒しての動きと思いますが、それでは今年の選挙はEU離脱に直接絡む選挙かどうかを考えた方が良いと思います。

以上のことを総まとめますと、やはりNY金1200ドル台、東京金4400円台は高いと考えます。よって、売りは継続していきます。

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