5日夜、米中首脳電話会談が行われました。トランプ大統領は記者団の質問に対し、『とても良い会談だった。レアアースにまつわることなど整理した』と述べていました。そして、近く双方の代表が会合を行うことで一致したようです。このことから、米中協議進展期待により、ドル円は堅調に推移しております。
ただし、米国株がマイナス圏で推移した理由は、トランプ大統領とイーロン・マスク氏との関係決裂によるものと考えます。
ドル円については、再三述べている通りになりますので、昨日のブログをご参考にしてください。私の中では、今の水準よりドル円は高くなると予想しています。
https://first-traders.com/metal/17545/
本日の主役は、大阪白金でした。正直、本日の上昇は驚きました。ただし、前々からお伝えしていますように、いつ相場が上昇するかを狙って利益を得るのは困難であり、方向性だけを見誤らなければ、本日のようにラッキーな利食いになります。今後の見通しに関しましては、以下のコメントをご覧ください。
手前みそではありますが、私は以前から大阪金、大阪白金は、買い目線で見てきました。先日から日経225だけ方向性が定まっていないため、短期トレードの売りを提案しました。そのような相場展開になっています。少なくても、今回の大阪白金大幅上昇で、私のサイトを毎日ご覧いただいている方は、損失が出ていないと思います。下がる話は一切していませんので。
【大阪金】
大阪金は、本日堅調な動きを見せましたが、15700円以上で取引終了することはできませんでした。
結論から述べますと、依然として買い方針継続です。昨日のコメントと、会員サイトをご覧ください。
https://first-traders.com/metal/17545/
NY金市場に関しましては、過熱感は全く感じられません。以前にもお伝えしたように、4月の上昇相場は意識せずに、今は新たなステージに移行したと考えるのが良いでしょう。
よって、会員サイトで掲載していますレンジを意識し、買い方針継続とします。ポイントは、一つだけです。前日安値を下回って終えた時の考え方・判断です。
【大阪白金】
冒頭でも述べましたが、大阪白金は驚くような爆上げをしました。正直、買い玉をほぼほぼ利食いしました。1日で大阪白金が7%上昇は、あまり記憶になく、さらに上値があったとしても利食いをしておくべきでしょう。
昨日の会員サイトでは、4650円~4850円に予想レンジを引き上げ、いずれ4900円~5000円まで上昇すると予想。本日の会員サイトでは、更に予想レンジを引き上げ、4800円~5100円としました。こんなに早い段階で、5100円を上回るとは思いませんでした。
〈過熱感はある?〉
繰り返しになりますが、相場の過熱を判断するには、①高値圏で大陽線を演じたときです。(一方、下落相場は、安値圏で大陰線を演じた時です)大陽線は、相場の人気を表します。高値での大陽線は、売り方の買戻しや押し目待ちで押し目がないため飛びつき買いなどが多くみられます。そうなりますと、過熱感は出てきます。
ただし、前からお伝えしているように②NYプラチナ価格1164.8ドルに対し、現物価格は1164ドルと、ほとんど差がありません(18時時点)。つまり、NY市場だけが買い煽った相場ではないということになります。
③私が信用しているテクニカル指標は、本日で時間足・日足共に買われすぎの領域です。しかも、かなり買われすぎております。
これらのことを踏まえると、今の5000円台は見送る方が良さそうです。
〈昨日のNY市場と本日の大阪市場出来高〉
昨日NY市場の出来高は、推定68852枚と大商いでした。正直ここまでの出来高は記憶にありません。一方、大阪市場も18647枚と大商いでした。ボラティリティが高かったため、商いが活発化したと思いますが、これだけの出来高を記録したのであれば、かなりポジション調整が行われたと考えます。しかも、一気に上昇したため、4950円~5000円辺りは真空地帯になっているようにも思えます。
今回の上昇は、昨日もお伝えしたように、次のステージに移行したと考えます。
当然、投機筋が買い煽っている相場であるため、その反対売買で下落することがあっても、現物価格が堅調である以上、再び買い拾われると予想します。相場は、どこまで上がるかを意識しても仕方がありません。どこで下げ渋るかを意識するべきです。そのように考えますと、今回のスタート地点は4800円であり、この水準が基準となり、買い拾われると予想します。
私が今でも弱気しないのは、ドル円の存在です。数週間前からお伝えしていますが、大阪白金上昇はドル円上昇がメインと予想しておりました。しかし、NY市場上昇で大阪市場は5100円を上回りました。ドル円が仮に、私の予想通り上昇した場合は、更なる上値も考えられます。その準備もいずれしていきたいと思います。
よって、今の5000円台は見送りとし、4800円台からは再度買いを考えたいと思います。
【日経225】
日経225は、やはり上値の重い展開、方向性の見えにくい動きになりました。日経225は、数日間上値の重い展開を予想します。ただし、昨日述べたように、終値ベースで前日高値を上回った場合は、売り玉決済するのが良いでしょう。
月曜日15:45で37800円を上回るかがポイントです。
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