東京金は、動きませんが、売りのまま現状維持とします。今週は、イベントが盛りだくさんであることから、ドル円の動きには目が離せなくなります。要人発言で、利上げに対する見方がハト派的になったことや、フランス大統領選に対する警戒心でNY金は下げ渋っておりますが、数週間前にもお伝えしましたようにNYダウが全てを握っていると考えます。私は個人的に、NYダウは一旦下がると予想しております。NYダウは3月1日に21169ドルを付けましたが、ビックリするほど過熱感はなく、むしろ警戒心が強かったようです。そのため、下げたとしても20400ドル台でした。しかし、昨日のNYダウの動きを見ますと、100ドル以上下げてから13ドル安まで戻るという事は、価格になれたのか押し目買いの動きになっているように思えます。つまり、高値は買わないが、安値は買いたいといった動きが徐々に出始めているように思えます。その買いがたまりますと、むしろ下がりやすくなると考えます。ドル円も１１０えんを維持できるか微妙になってきていることから、NYダウ安・ドル安・NY金安の動きになると予想します。
東京白金は、金と異なりここからは買い拾いで臨みたいと思います。ただし、円高が気になるところであり、もうしばらく、もみ合い・下押しの相場が予想されます。下固め完了ならば、力を入れて買っていきたいと思います。因みに、東京金と東京白金の比価は、1.3対1であり、1.35対1まで拡大した場合は、金売り・白金買いも有効でしょう。いずれにしても、ここからは白金の買い場を探っていきます。
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