東京白金は、金との関係性を意識。

 昨日のコメントでは、東京白金は戻ると売られやすいものの、突っ込みは買い拾いたいとしました。ただし、本日、東京市場でズルーっと下げることとなりました。私は、今の白金相場は金相場との関係性を見ながら、ポジションを取っております。

本日、東京白金が下げた理由は、色々ありますが、まず一つに南ア通貨ランドが、対ドルで下落している事、続いて、今まで下値の支えとなっておりました南ア鉱山会社の株価も昨日安くなっていたことが挙げられます。ただし、その一方で昨日は上海白金の出来高が300枚近くと増加しているため、安いところでは実需の買いが入ったと考えております。一進一退の動きではありますが、米国市場ではファンドが売り玉を増やしており、日本市場では一般投資家が買い玉を維持しているといったように、本日のように下げたところでは日本市場の買い方は投げ売りしたい心境となり、売り玉を増加させている米国市場のファンドは、更に売り増しに試みることでしょう。

 ここまでの下げについては(昨日の下げは予想外)、まったくイメージしていなかったわけではなく、むしろ待ってましたの下げです。つまり、冒頭で述べましたように金相場との関係性を重視して、白金の行方を予想していることから、このまま金以上に白金が下がるようならば、白金を再び買っていこうと思います。(金高・白金安は、無視してください。金安・白金安のみ、意識してください。)

白金も金もですが、一部の方にはお伝えしましたが、〇〇日前後重要変化日になると考えております。その重要変化日までは、現状維持のままかもしれませんが、貴金属のポジションは、金売り、白金買いで対応していこうと思います。

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