中国初、白金先物取引スタート。18:14

〈中国初、白金・パラジウム先物取引スタート〉 

 本日、中国・広東省広州市にある先物取引所の広州期貨交易所は、同国初となる白金とパラジウムの先物取引をスタートさせました。その影響から白金が大幅高になったと考えます。11月7日に、白金とパラジウムの先物及びオプションの登録を承認していましたが、本日スタートするのは知りませんでした。同取引所のHPにも掲載していませんでした。

 同取引所の白金先物取引は、取引単位が1000gであり、本日基準価格405元(約8930円)からスタートしたようです。それが終値で431.95元(約9527円)まで上昇しました。その影響から大阪白金も買い進まれたようです。

【大阪金】

 大阪金は、堅調な動きをしています。ただし、昨日も述べたように、トレンドを形成するような動きではないように思えます。下記のコメントもご参考にしてください。

https://first-traders.com/metal/18915/

 ただ、来月からブラックアウト期間に入り、11月の米雇用統計、米消費者物価指数は12月FOMC後に発表されるため、金価格は下落しにくいのかもしれません。

 12月利下げのみをピックアップするのであれば、現時点で0.25%利下げ確率が85%まで上昇しており、金現物価格4163ドルがイコールと考えます。つまり、その確率が90%に上昇すると、4200ドルも見えてきます。一方、60%や50%に低下すると4100ドルを下回る可能性もあります。

常に、利食いをこなしながら、下がっても保持できるポジション取りをするのが良いでしょう。

【大阪白金】

 大阪白金は、冒頭で述べたように中国初白金先物取引がスタートしたことで、予想以上の上昇になったと考えます。ただし、中国での価格は高いですね。おそらく、世界で一番高いプラチナだと思います。

ちなみに、広州期貨交易所のパラジウム基準価格は365元(8052円)であり、終値は370.15元(8165円)でした。こちらも高いですね。

 こちらのチャートは、昨日も掲載した大阪白金にボリンジャーバンドを重ねたものです。本日、広州期貨交易所で白金先物及びオプションが上場したことで、σ=+2まで上昇しました。昨日のコメントをご参考にしてください。https://first-traders.com/metal/18915/

 ①もσ=+2~+3まで上昇したところになります。仮に上昇するとしても、σ=+3を突っ切って上昇するようには思えません。ただし、今回は中国で白金先物取引がスタートしたため、今までの常識が常識でない場合もあります。このタイミングで先物取引がスタートするとは思わなかったこともあり、しばらく突込みは買い拾われやすいと考えておくべきでしょう。

〈注意する点〉

日本時間10時~12時30分、14時30分~16時、この時間帯が広州期貨交易所の白金先物取引時間です。それと、中国人気での上昇ということです。人気の上昇は、一過性になる可能性も。

〈本日はETF市場より先物市場が上昇〉

 本日は、先物市場が中心に上昇していました。午前10時以降、10分間で800枚近くの成行き買いが出ていました。大阪白金価格で言えば、7436円から7530円までの上昇です。つまり、この上限が下値サポートされる可能性があります。ちなみに、先月注意喚起を受けた純プラチナETFは2.75%上昇(大阪白金は4.18%上昇)と、過熱はしていませんでした。

 日経225に関しては、会員サイトをご参考にしてください。

 

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事