東京白金は、高値買わず、安値を徹底的に買い拾い。

昨日、東京金のコメントの中で、東京金売り、東京白金のポジションを維持しており、東京白金の買いを増やしているとお伝えしましたが、本日は一転、東京白金が売られております。なかなか、レンジ相場から抜け出せないでおります。

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上記のチャートはNY白金の日足に南ア鉱山株価指数を重ねたものになります。昨日も南ア鉱山株価指数が売られ、そのためNY白金も売られております。最近下値サポート材料であった株価指数が売られ始めたことから、NY白金の取組が18日時点の66022枚から21日時点では64208枚まで減少しました。恐らく、買い方ファンドの手仕舞い売りが出ている模様です。

 ただし、私のイメージでは、仮にここから下げがスタートする場合、ファンドは安値を買い、高値も買うといったように、取組が減少するとは考えられません。取組が既に減少しているという事は、ある程度まで減少することが予想されますが、その減少が一巡しますと、売るものがなくなるため、自然と価格は持ち直すことでしょう。私が、白金を強気している要因としましては、IMFが2017年の世界経済成長率を、1月時点の3.4%から3.5%に引き上げたこと、欧米の自動車販売台数が好調であること、週足チャートで見ますと下値を切り上げている事などなどです。上昇要因は、今取り巻かれている環境、すなわちフランス大統領選、イギリス総選挙など不安要素が払しょくされ事が必要になります。

 それまでは、引き続き高値買わず、安値を買い拾いたいと思います。

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