東京金は、逆張り(レンジ)から脱出できないでおります。その一つの理由が、米利上げというよりも根本的なトランプ政権どうなの!?といったところでしょう。悪い意味のサプライズをするのではとの見方が強まっているように思えます。そのため、米長期国債利回りが低下し、ドル安になっているようにも思えます。その一方で、ユーロ高もドル安をけん引している要因と考えられます。ECBでテーパリングが意識されていることも、ユーロが堅調に推移している要因と考えられます。つまり、ユーロ/ドルが、NY金を支配しているように思えます。
ユーロの話を軽くしますと、IMMが出していますユーロの大口投機家のポジションは、5月9日(1週間前)から買い越しが増加しております。今後は米経済指標(FOMC・米雇用統計)とECBの動向がNY金を左右しそうです。
東京金は、売り方針ですが、下げ渋りを依然と見せております。NY金が、1300ドルを買切るような要素はないと考えておりますが、このまま狭いレンジが続く可能性もあります。一部の方には、お伝えしましたが、売りポジションを持ち、一部の売り玉は狭いレンジで売買することをお勧めします。もうしばらく、この動きが続く可能性もあるため、勝負は先送りにします。
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