少数派はどっち!?東京白金は、「まだまだ」、それとも「もう」

 先月21日に、東京白金のコメントで、そろそろ白金相場が動き出す可能性があるとし、結局動き出したのは8月2日からになりますが、しっかりとお客様は3300円台での買い玉をそのまま維持して頂いております。

 こうなったから言うのではありませんが、物の価格は市場(マーケット参加者)が決めることであり、そこに当然内部要因も絡みますが、大事なことは需給になります。例えば、NY市場でファンドが売っても売っても下がらないのはどうしてでしょう!?それは、大量な実需の買いが存在しているからでしょう。そうしますと、どちらに分がありますか?(実需に買い、ファンドの売り)それは、現物を扱っている実需の買いに分があるわけですが、今回の相場がまさにそういった相場であったと、私は思います。

 ファンドは、弱材料で売り浴びせします。しかし、価格が安くなると実需は買い拾います。そこで値段が下げ止まった場合、相場はどっちに向かうか、自ずと答えは出ることでしょう。しかも、下げているうちは、まだ下がると思い、買い手控えする実需筋も当然存在します。しかし、相場が徐々に浮上していきますと、実需筋が慌てて買っていくこともしばしばあります。それが、ここ2日間の中国の出来高と思います。

 いずれにしても、「もうはまだなり」です。もうそろそろ良い(天井に近い)ところだろうと思った場合、それはむしろ買い乗せするタイミングと思います。少なくとも、東京市場の一般投資家のポジションの変化を見ますと、そう受け止めることができます。私は、東京白金相場は意外な高値を出すと予想しておりますが、まずは安値から〇〇〇円戻しを目標値として考え、利食いしていきたいと思います。

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