東京金は、昨日も会員サイトで、上値抵抗は4470円~4480円どころとお伝えしましたが、北朝鮮問題で再び地政学リスクが強まり、一気に4500円を突破しました。
私は、以前から4450円以上は買わないとし、売り主体でコメントをしてきました。しかしながら、今年の前半から半年間4400円~4550円のレンジで動いているため、私のイメージしている動きとは異なっております。しかし、どうしても4450円以上は買う気になれないため、売るか、売らないかの選択肢で今後も考えていきたいと思います。
上記のチャートは、東京金の日足チャートに、私が良く使用します回帰トレンド分析を重ね合わせたものです。初めてご覧いただく方に簡単に説明いたしますが、統計上の指標になり、125日間の平均の点の間を線で結び、それが中心線となります。それにそれぞれ2本ずつの線が加わります。見方は、売られすぎ、買われすぎと、トレンドを見ることができます。
それでは、回帰トレンド分析を見てみましょう。本日の中心線は4476円になります。σ=+1は4503円、σ=+2は4529円です。今は下のラインは省略させていただきます。この指標だけで、相場を分析することはできませんが、この指標分かることは、一つ目相場はレンジであること、2つ目4529円以上は買われ過ぎであるという事になります。大陽線を付けたため、下げ渋りを見せる可能性が高いものの、もし仮に4530円を突破したところは、売りで対応してみるのが良いでしょう。今は、その水準しか売りは考えてはいけません。あとは、上がりにくくなるのを確認する時間が必要になります。
よって、北朝鮮問題でNY金にファンドの買いが入っておりますが、少なくとも2~3日は続くと見ているため、売りは様子見。心配の方は、〇〇〇〇円割れで保険で少量枚数買いを作ってみるのも良いと思います。ただし、この買いは損決済できる枚数で臨むのが良いでしょう。
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