昨日に続き、本日も東京金についてコメントいたします。しかし、売り方の私にとっては我慢の時間帯が続いております。先週末から北朝鮮の弾道ミサイル発射計画により、NY金が一気に上昇し、東京市場も50円近く上昇しました。本日は、FOMC議事録でハト派的な内容であったことから、更にNY金が買われ、東京金も6月以来の高値を付けました。正直、想定外の動きをしておりますが、ここからは強気したくないと考えております。
その理由としましては、一つに上記のチャートを見て頂きたいのですが、回帰トレンド分析(テクニカル説明省略)で上限のσ=+2を上回り、買われすぎの状態になっている事、二つ目に強い材料が蔓延している事(ファンドの買い増しポジション)、三つ目にドルとNY金が逆相関になっている事です。これらのことから、東京金を強気したくはありません。まず初めにお話ししました、回帰トレンド分析ですが、上限のσ=+2は4538円になっております。この価格以上は買われすぎになり、一方向には動きにくくなる習性があります。今年に入ってから3回ほど上抜けておりますが、その後は再び売られる結果となっております。今回は4回目です。
次に、北朝鮮リスク、トランプリスク、金融政策引き締め後退など、買い材料が満載です。買い材料満載=ファンドの買い意欲旺盛であるため、しきりにファンドが買っていると考えております。そのファンドの買い越しが20万枚~25万枚まで膨れ上がった場合は、要注意です。
最後にドルとNY金が逆相関関係である限り、相場は大きくは動きにくいと理解しております。東京金相場が上昇した時は、2012年まではNY市場の上昇、それ以降は円安によるものでした。今は、正直NY金の上昇よりも、円安の流れが気になるところではありますが、今のドル円相場が120円や125円の円安に向かうとは思えません。115円も正直ないと考えております。そう考えますと、仮に相場が勢いよく4550円を上抜けたとしても、強気しにくいと考えます。
いずれにしましても、今は下がりにくい時間帯になっているため、安易に売るというよりは、時間をかけながら様子を見ていくのが良いと思います。
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