東京白金も再びもみ合いになっております。本日は、白金が今後上がるのか、それとも再び下げ続けるのかを考えていきたいと思います。
上記のチャートは、NY白金週足チャートに一目均衡表を重ね合わせたものになります。なぜ、NY白金が上昇しにくいのかですが、材料としましてはNY・ロンドン白金ETFから資金が流出していることと、南ア通貨ランドが政治不安により低迷していることによるものと考えております。テクニカルとしましては、上記のチャートを見て頂きますと理解できますように、一目均衡表の雲が分厚くなっており、なかなかファンドも買い切れない状態となっております。
私は、今年4月ごろから東京白金を買い方針としてきました。その理由としましては、NY市場におけるファンドの買いポジションがかなり減少し、されに売られる心配はないと判断したからです。そこで今月に入り、東京市場で1か月半の揉み合いを上抜けて、買い増しをし、今現在に至ります。正直、買い目線で見ているため、ポジショントークになってしまうかもしれませんが、買い継続の理由としましては、①弱材料の中でもNY白金は下げ渋っている事、②NY白金の一目均衡表の日足は転換線、週足は基準線を維持している事、③NY白金週足の一目均衡表遅行線が、来週実線に突入する可能性が出てきた事などが挙げられます。
恐らく、市場は本日から開催しますジャクソンホールでのイエレンFRB議長、ドラギECB理事長の発言に注目し、様子を見ているように思えます。そのイベントが通過しましたら、来週は内外の納会が予定されていることから、ファンドのポジション調整が起こり得るため、来週から再び動き出すと予想しております。
上がりにくくなってきた!!下げ渋っている!!の判断は様々ありますが、私自身は底を打っている相場が、この程度の上昇で終わるとは思えません。よって、買いポジションを継続していきます。
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