今月を振り返り、来月のイメージを作る!!!

 今月も本日で終了しました。今月を振り返りますと、東京金も先月と引き続き冴えない動きになるかと思われましたが、北朝鮮リスクがヒートアップし、それに加えトランプ政権に対する不信感からNY金が一気に1300ドルを突破し、東京市場も4600円台まで上昇してきました。正直、私の予想外の動きになったのは事実です。ただし、勝負はここからです。NY金がこのまま上げ続ける相場なのか、若しくは北朝鮮リスクが緩和して、NY金は〇〇〇〇ドルまで下がるか、それは来月に掛かっていると考えます。

 一部の方にはお伝えしましたが、4400円~4550円の揉み合いを上回ったため、仮に相場が下がるとしましても、簡単には下げてくれないと考えます。なぜならば、揉み合いを上回るだけの事実が起きたわけですから。そのことを払しょくするには、強気にさせた材料が消去されるか、強気にさせた材料を価格が先取りするかになります。市場では、北朝鮮リスクが緩和されたと言っておりますが、9月9日の北朝鮮建国記念日までは安心できません。しかも、米国の債務上限問題も来月いっぱい、FOMCは19日から2日間となっておりますので、それらのイベントを意識しながら、相場を組み立てるしかありません。

 正直私の中ではイメージはできております。

 それ以外の東京白金に関しましては、3300円台でしきりに買い直し、3360円を上抜けたことにより、買い増しをしていきました。それが、功を奏した格好となりました。3500円台では一部利食いをしていただきましたが、まだ買いポジション維持とします。既に底を打っている相場であるため、簡単には下げないと見ております。しかも、全体的に商品市場が売られたところは、来月以降買い拾うのも良いでしょう。

 東京トウモロコシは、米農務省の需給報告をきっかけに右肩下がりとなっておりますが、正直私は付いて行っておりません。ポジションはありません。しかしながら、シカゴ市場におけるファンドポジションは、かなり売りに傾いていると考えているため、東京市場は円安とシカゴコーン反発で、下げ渋る場面もあることでしょう。つまり、売りだけではなく、買いも考えられる時間帯と見ております。

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