東京金は、高値圏でのもみ合いか!?

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東京金は、売り方針継続。本日、朝方国連安全保障理事会で、9回目となる北朝鮮制裁決議案が採択されました。北朝鮮への原油・石油精製品輸出に上限を設ける米国作成の対北朝鮮制裁決議を全会一致となりました。米国側も妥協した格好となりました。が、しかし北朝鮮の今後の動向が気になることには、変わりありません。

 ただし、一先ず北朝鮮リスクに対する安堵感が市場に漂っているようです。しかも、フロリダ州を直撃しましたハリケーン「イルマ」の被害も予想したほどではなかったことや、米国の債務上限問題もとりあえず12月中旬まで短期引き上げ案で合意されたことから、以前のようなリスクに対する警戒心は和らいだように思えます。しかしながら、まだ完全に安心できる状態ではないという事から、恐らく1330ドルをNY市場で維持しているように思えます。あとは、材料として考えられるのはFOMC前後のように思えます。市場は、9月利上げは無い、12月でも利上げ確立が低下していることから、このことも金にとって見ますと、強材料になっているわけです。FOMC前は、日本は連休となっているため、今週末から来週にかけて、相場の流れが変化する可能性があります。いずれにしましても、〇〇〇〇〇円どころは売りで対応していきたいと思います。

上記のチャートは、東京金の240分足に価格帯出来高を、重ね合わせたものになります。このチャートを見ますと、4665円~4695円で取組が増加していることから、正直この水準が上値の抵抗になると予想しております。一方、4640円~4610円は真空地帯となっているため、この水準に価格が入り込むようならば、上がりにくくなると予想しております。

 よって、売りポジションは維持しながら、相場の状況を確認していこうと思います。

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