東京金は、売り方針継続。先週末にNY市場で〇〇億円分の売りが出た模様。
上記のチャートがまさに、そのような動きから作られたチャート。正直、出所は分かりませんが、1284ドルから売られた相場だけに、1280ドルを上回るようならば場違い筋の売り、1280ドル台へ乗せずに1270ドル台で推移するようならば、今まで相場を支えていた筋が手仕舞ってきた、若しくは値ごろによる現物関係の売りの可能性もあります。2~3日の動きが重要になります。
さて、とは言え、下がるかどうかは、また次の話になります。正直、北朝鮮リスク、米法人減税実施時期2019年に遅らせることによるトランプ政権不安、スペイン・カタルーニャ州の独立問題による欧州情勢不安、サウジアラブアの情勢不安など、下値をサポートする要因が山ほどあります。ただし、相場は材料の逆に動くケースがあります。なぜ、材料の逆に動くかは、私のお客様も話しておられましたが、もう既に相場が織り込まれており、むしろ強材料に飽き飽きし、弱材料が新鮮になるケースがあります。しかも、その強材料があるだけに、NY金におけるファンドは買いポジションを維持していることから、今後は弱材料に反応しやすくなると予想。
価格のポイントとしましては、冒頭に述べましたNY金1280ドルと1260ドル台。この水準から売られるか、買われるかをしっかり見ながら、売り乗せのタイミングを計っていきたいと思います。
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