東京金、消去法⑵

 ここからが本番になります。市場は、ドル中立、ユーロ買い、円売り、NY金買いのポジションとなっております。昨日が、ファンドの45日ルールであり、そのため金融市場全体に手仕舞いが出たとのことですが、私自身年末にかけて、先ほどのポジションの反対売買が出てくると考えております。つまり、今のポジション通りには動かないだろうと考えます。これが消去法です。

そうしますと、簡単に円売り⇛円高、NY金買い⇛NY金安、つまり、円高・NY金安がいずれ起こりうると考えます。お客様にも、どのようになれば起こるか聞かれましたが、今以上にリスクオフ、つまりNYダウの修正安が入るか否か、若しくは中国市場の動向が注目されるように思えます。

いずれにしましても、年末にファンドポジションを増やしてくるとは思えないため、信念をもって売りで対処していきたいと思います。(完)

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