東京金は、商い薄い中、堅調に推移しております。正直、以前から4500円前半まで売られたこともあり、4600円まで戻るとは思っておりませんでした。しかしながら、米国市場でクリスマス休暇を迎える前に、ポジション調整の買いが入り、NY金は1280ドル台まで上伸いたしました。買われた理由としましては、ビットコインが急落したことから金に資金が流入したことや、カタルーニャ州議会選挙で独立支持派が勝利したことから、市場はカタルーニャリスクを警戒したことや、北朝鮮が炭疽菌攻撃を行うとのニュースが浮上したことなどが挙げられます。恐らく、NY市場が薄商いの中、ファンドは売りポジションを解消し、新規買いをしているように思えます。
さて、ここからの東京金ですが、年内は大きな動きはないと考えます。日柄では、本日日中取引がポイントでした。しかし、テクニカルが強気になったこともあり、NY市場オープン後に売られたとしましても、そこはすかさず買い拾われると思います。その繰り返しがあって、下がりやすい相場になると考えております。いずれにしましても、極端な大崩れがない限りは、逆張りをイメージしながら、上値の抵抗を探っていく必要があります。
年末を迎えるわけですから、ポジションを少し軽くするのも一つです。
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