先ほど、先週、メルケル独首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)が大連立政権協議に暫定合意したものの、本日は、社会民主党(SPD)がさらなる協議を拒絶、との報道を受けユーロが売られ、NY金が1340ドルを割り込み、東京金も4750円まで値を消しました。
正直、私は売り場を探しております。なぜならば、日米欧で440兆円もの現金が流通しており、今の低金利時代で、資金の行き場を探しているからです。相場は訳も分からず上昇することがあります。初めは、業績好調や需要増加などで買われますが、そのうち人気で上昇します。そこが上値のポイントになるケースが高いのです。ただし、このような状況では、ある程度イメージしておかないと、いざとなった時は売りにくいのが本音です。上記の東京金週足チャートを見ますと。2016年1月の動きと、今回の動きは似ているところがあります。そう考えますと、日柄が足りないように思えて仕方がありません。少なくとも2~3週間は高止まり、若しくは高値更新が理想です。
しかし、お客様に言われましたが、高値を更新しないケースもイメージしておかなければいけません。すべては、NY金の動向になります。NY金におけるファンドの買いが一巡するか、それとも更に買い増しするかです。それが分かりには、正直1~2週間はかかります。そう考えますと、仮に内外金市場で高値更新しないとしましても、1~2週間は行ったり来たりの相場になると考えます。
よって、東京金の動向を注視しながら、売り場を探していきたいと思います。
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