東京白金は、今まで買い方針でしたが、ここからの吹き値は一旦利食いと考えております。今回上昇した要因としましては、南ア・ランド堅調が要因となります。それに加え、ユーロ高、NYダウ高によるカネ余りも支援要因であったと考えます。
しかしながら、3600円以上からは、いつ利益確定売りが出ても不思議ではありません。NY白金市場におけますファンドのポジションを見ましても、売り方の買戻しは一巡した一方で、買いポジションが増加しております。つまり、買い方ファンドが煽って買い増ししている相場と考えております。まだ、売り叩かれる相場ではないと考えておりますが、ここから更に買い進まれるようならば、東京白金の買いポジションを軽くしておくのが良いでしょう。
東京金は、未だ狭いレンジでの動きが予想されます。2013年に続いて、米政府機関の一部が閉鎖しました。2013年を振り返りますと、米政府機関が閉鎖してから、NY金・ドル円・東京金・株式共に売られましたが、政府機関が再開しましたら、全ての価格が持ち直しました。それほどサプライズにはなりませんでした。野党としましても、「はい、はい」とばかり聞いてられませんからね。このようなことはあり得ると、市場は意識しているのでしょうね。ただし、閉鎖期間が伸びますと、リスクにつながる可能性はあります。もうしばらく、逆張りで対処していきたいと思います。
明日は東京トウモロコシについて、コメントいたします。
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