東京白金は、もうしばらくは堅調に推移すると考えます。と言いますのも、今の金融市場の環境は、白金にとって追い風になっていると考えます。南ア・ランド高、ドル安・ユーロ高、株高、原油高である限り、押しても戻る相場と考えます。ただし、NY白金におけるファンドのポジションは、既に大量買いへ傾いており、更なる資金が入らない限りは、高値追いは難しいと思います。
そう考えますと、恐らくNY白金は1000ドルが下値の抵抗になることでしょう。高値は1025ドル前後であるため、円高で売られたところや、原油安で売られた場面があれば、買い拾ってみるのが有効。
とは言いましても、必ず上がったものは修正安を演じます。そこに日柄が関係してきます。上昇して若い相場(日が浅い相場)は、下げ渋りを見せるケースがあり、上昇してから時間が経ち、上がりにくくなった相場は、一旦修正安に向かうケースがあります。基本相場を動かしていますのは、ファンドのポジションであり、上昇している相場の場合は、ファンドは売らず、買い増しをすることを考えますと、もうしばらくは逆張りの展開を予想しておいた方が良いでしょう。
買いは突っ込んだところ、〇〇〇〇円近辺が良いでしょう。ただし、吹き値は利食いを考える必要があります。
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