東京金は、徐々に下げ渋りを見せるか!?

 2月28日に予定していましたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の日程を27日に1日前倒しすると発表しました。下院での議会証言は米東部時間27日午前10時(日本時間28日午前0時)からとなり、今回の証言は、2月5日に就任したパウエル新議長にとって、FRB議長として初の議会証言。FRBによりますと、3月1日に予定されている上院での議会証言の日程は変わらない見通しです。ただし、この議会証言の原稿は既に提出されており、それほど材料視されないと考えていおります。

 さて、東京金ですが、本日ドル安の影響からNY金時間外取引が上昇し、そのため20円近く反発しております。このような動きをしますと、徐々に下値が固まってくる可能性があります。ただし、来月はイギリスのユーロ離脱期日があり、FOMCでの利上げ観測、2月株安要因、などなどから、大きな上昇は考えにくいところ。しかし、3月安値出尽くすようならば、少し考え方を変えていかなければいければいけません。

 本日NY市場で、金が10ドル以上維持をするようならば、売り方針から逆張り方針で、来月は望みたいと思います。

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