昨日は、コメントをお休みさせていただきました。
本日は、東京金のコメントを致します。東京金は、一旦下を見せたと考えます。底を打ったかどうかの判断は、もう少し先になりそうですが。下を見せたと考えている理由としましては、3月2日・5日の安値が4463円となっており、かなり強力な抵抗になりそうに思います。(裏を返せば、この水準で下げ止まらない場合は、再び売りで見るのが良いでしょう。)4463円は非常に下げ止まりやすい水準と考えております。昨年1月から8月相場を見ますと、4350円~4550円での動きとなっておりました。それが、北朝鮮の核問題で、価格水準を4550円~4800円のレンジとなりましたが、北朝鮮の問題が緩和してきたことを考えますと、昨年のレンジ内に突入しても不思議ではありません。ただし、北朝鮮問題が緊迫化するか、それに変わる強材料が出てこない限りは、上昇し続けることもありません。ましてや、20日・21日とFOMCを控えていますので・・・。
上記のチャートは、NY金の日足に取組を組み合わせたものになります。今年に入り、ドル安・NYダウ高・インフレ懸念により、NY市場の取組は約59万5000枚まで増加しました。ファンドの買いが中心でした。それが、3月5日には50万枚を割り込みました。NYダウ急落による換金売りや、FOMCを控えてのポジション調整と考えております。ドル安の流れであるため、NY金は下がりにくいものの、FOMCを前にファンドが積極的に買いますとは思えないため、やはり、一方向の動きは考えにくいと思います。
よって、〇〇〇〇円前後は買いですが、吹き値では利食い、若しくは売りを考えても良いでしょう。
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