考え方変わらず、貴金属は買い主体。

 先ほど、中国政府が、米国から輸入する大豆、コーン及び、自動車など106項目に対し、25%の追加の関税をかける案を発表したことにより、ドル円が106円を割り込み、穀物は急落、貴金属は反発しております。

 さて、今回中国政府が、米国の関税措置による報復案として、切り札の大豆輸入関税引き上げの意向を発表してきました。しかし、これは米中の駆け引きのようなものであり、いずれは折り合いがつくと考えております。つまり、この材料がリスクオフの要因にはなりにくく、むしろドル、NYダウ、日経平均のガス抜きになると考えております。

 ただし、東京金はいずれにしても、地味ながら買い方針と考えております。私の予想では、今後円安が、東京金を押し上げると考えております。一方、東京白金は、上値が重くなっております。こちらの方は、うやはり貿易戦争に巻き込まれている感があります。恐らく、NY市場でファンドが、買いポジションを減少させ、新規で売っているように思います。そのため、もうしばらく日柄が必要になることでしょう。ただし、私は弱気せず、コツコツと買っていきたいと思います。

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