東京白金の上値が重く感じます。しかし、これは仕方がないこと。3143円を底と決め打ちしての買いであるため、ある程度反発しますと、売り物が出やすくなります。なぜならば、白金独自材料に乏しいからです。
上記の東京白金日足チャートをご覧ください。DMIテクニカル指標を組み合わせました。その指標を見て頂きますと、今だテクニカルは売りであることを示しております。それならば、売りなの?売った方が良いのという疑問が出てきますが、それは違います。よく見て頂きますと、‐DIが降下しており、+DIとクロス町かになってきております。再び、その指標同士が反発し合うケースもありますが、私はNY市場の取組を見ましても、一旦東京白金は底を打ったと判断しております。
続いて、上記のチャートは、日足チャートに25日・200日移動平均線との乖離になります。25日乖離率は±0%まで上昇してきましたが、200日乖離率は-5%のところで推移しております。本来、上昇・下降の相場では、短期線が先行し、長期線が後から付いて行くのですが、今だ長期線は低迷しております。そのように考えますと、私の判断では、相場が上がりたがっているにも拘らず、上値で抑えられている何かがあるという事になります。しかも、200日乖離率が-5%で推移しているのならば、下値は限定的という事になります。
テクニカルでは、まさに買いへ転換するかどうかのポイントに差掛っているため、シリア情勢緊迫化・米中貿易摩擦が沈静化しますと、内外共に売っているファンドの買戻しが出てくることでしょう。依然として、買い方針継続とします。
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