NY金が下値模索=東京金の上値は重い。

ゴールデンウィークの谷間、今週はイベント盛り沢山。

 東京金は、以前、円安分で上昇するとコメントしました。その理由は、円売りポジションが解消したため、一連の円高が終了し、円安に転じることによって、東京金のコストアップから上昇すると予想しました。結果、4月12日に4672円まで上昇しました。しかし、私はもう少し上値があると予想しておりました。しかしながら、前回のコメントでは、NY金の上値が重くなったため、東京金の勢いはなくなったとお伝えしましたように、本日4600円を下回ることとなりました。私の考え方では、ここ最近の米国長期金利上昇により、ドル高の流れに動きだし、北朝鮮核問題や中国の貿易摩擦懸念が後退したことで、NY金の上値は重くなり、東京金も買われにくくなる見ております。本日からFOMCが2日間開かれます。今回の利上げは考えにくく、声明文のみになりますが、その声明文の内容がタカ派的であるならば、ドル高・NY金安は避けられません。今週末には米雇用統計も控えており、前月の非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回ったことから、仮にその数字を上方修正するか、今月の予想19万5000人増を上回る数字を出してきた場合、利上げスピードが意識され、やはりドル高・NY金安に動くことでしょう。

 つまり、今週いっぱいはドル高・NY金安=東京金上値の重い展開が予想されるため、売りを意識したポジション取りをしていくのが良いと考えています。

 次に、東京トウモロコシですが、徐々に怪しくなってきております。この件に関しましては、ホームページ上ではお伝えできないため、もし詳しく聞きたい方はメールか、お電話にてお受けいたします。

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