昨日のコメントでは、東京金は上値の重い展開を予想しました。その理由としましては、円安(リスクオン)からドル高(米長期金利上昇)になったことから、NY金の上値が重くなると考えたからです。NY金の上昇に歯止めがかかりますと、当然東京金も上がりにくくなると考えます。しかし、本日の東京金価格は、私が見ていました相場の分岐点を、終値ベースで上回りました。ボラティリティが小さいと考えているのは変わりありませんが、若干東京金は堅調に推移すると予想します。ここは、逆張り方針とし、突っ込み買いのトレードを心がけていくのが良いでしょう。
東京白金は、本日堅調に推移しております。本日の白金価格は、上値抵抗を上抜けましたので、買い増しをしてみました。買い玉は、そのまま維持しております。大きな相場に発展するとは、まだ考えにくいものの、昨日の欧米株の反発や、南アフリカ通貨ランドの下落が一服が、NY白金の支援要因になったようです。つまり、下げにくくなっております。
その事に加え、NY白金におけるファンドは、先月末から売り込んできております。NY金とは異なるのですが、NY市場で売り込んでいる以上、仮にドル高でも下がりにくくなると予想しております。このようなドルとNY白金の関係であるならば、円安で東京白金の上昇が期待できるという事になります。いずれにしましても、時間との勝負になるため、常にマイナス圏で買い拾ってみるのが良いと思います。
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