本日は東京白金のコメントを致します。
正直、2900円台は売りにくくなってきていると思います。と言いますのも、上記のチャートをご覧ください。NY白金は、今年1月から半年間売られています。今でも東京白金が、3000円前後で推移していることを考えますと、ドル安でもドル高でもNY白金が売られたことになります。
これだけNY白金が売られたため、中段の指標RSIが30%を割り込みました。30%を週足で割り込んだのは、2017年にはなく、2016年に何度かあっただけ。しかも、14週と42週のRSIが12ポイントの開きとなっていることから、余程円高に動かない限りは、東京白金の大きな下落はないと考えております。
次に、下段の出来高と取組を見て下さい。出来高(棒グラフ)は先月大商いし、今月からは取組(折れ線グラフ)が徐々に減少しております。先月は、900ドルを下回ったことから、ファンドは買いから売りへ更にポジションを傾けたようです。そこからファンドの売り攻勢が続いたようです。今月に入りまして、スプレットのポジション・商社のポジションが減少したことで、NY白金の取組が徐々に減少傾向にあります。閑散に売りなしといった相場格言があるように、取組が減少し、出来高が低迷した場合、相場は意外と一気に浮上する可能性があります。今は、買いにくい相場になっておりますが、ここは下値ポイント〇〇〇〇円前後で買い拾ってみるのも良いでしょう。買い戻さない売り方ファンドはいません。
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