来月も波乱含みの展開!!?

 今月もお疲れ様でした。今月は、トルコショック、米中問題、イラン制裁などにより、それでなくとも商いがないところで、リスクオフとなり大暴落を演じました。この要因がいつまで続くかになります。

 

来月は、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆2200億円)相当への関税を、9月6日までの公聴会が終了し次第発動する意向をトランプ大統領が示しており、同月13日にはトルコの政策金利の発表(利上げを責められているところがある。)があります。それに付け加え、6日米雇用統計、27日にはFOMCが予定されております。米国とEUの貿易問題もまとまっていないことから、来月も波乱含みの展開が予想されます。

東京金ですが、買い方針継続です。買いの理由としましては、以前から述べておりますように、ドル高一服感が出始めていることから、常にドル高でNY金が下げたところを買い狙う。米国ETF保有残高が減少しておりますが、1200ドルを維持していますのはアジア勢の需要が堅調である証。ただし、先ほども述べましたように、リスクオフの動きになりますと、円高に傾きやすいため、その注意は必要。

東京白金は、買い方針ですが、米国とEUの貿易問題未解決が上値を重くさせているように思います。正直、材料が明確になった方が、市場は動きやすいため、吹き値では利食いを意識すべきでしょう。本日、新興国通貨下落により南ア・ランド安にも拘らず、底堅い展開を見せております。未だ日替わりメニューはあると考え、〇〇〇〇円前後は買い拾い、〇〇〇〇円台以上は利食いを考えるべきでしょう。

東京トウモロコシは、戻り売り方針。以前からお伝えしておりますが、プロファーマ社が主催したクロップツアーでも単収は高水準を維持。しかも、米農家は来年以降、大豆からトウモロコシに作付を増やす考えが大半であり、高値を買うプレーヤー不在になることでしょう。「もうはまだなり!!」の格言のように、底は打っていないと考えます。

来月も宜しくお願いします。

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事