東京金、東京白金ともに買い増ししております。先日、お伝えしましたように、先月のトルコショックから既に1か月経過しており、価格も戻していることから、ある意味市場は万が一のための対応をしていると考えております。その表れが、トルコリラに対する一般投資家のポジションであったり、東京金・東京白金のポジションが物語っていると思います。
本日朝方、トランプ米大統領は、中国製品2000億ドルへ10%の関税を発動するとコメントしてきました。その一方で、中国は、米国が関税を発動した場合、貿易協議は見送るとのコメントしておりますが・・・。
今回、以前から言われておりました中国製品2000億ドルへの10%関税発動はポジティブに市場は受け止めたようです。しかも、来年以降25%にするとしたことも、中国側に配慮を持っての対応に思います。そのため、朝方は円高、株安、商品安でスタートしましたが、上海株が後場から上昇したことを受けて、買いが先行し、そのため貴金属は下げ幅を縮小しました。
私は、買い方針継続です。以前からお伝えしていますように、方向性がはっきりしてきたと考えております。ただし、21日には日米通商協議、24日中国製品2000億ドルへ関税発動、25日~26日FOMCが予定しています。それまでは、NY金・NY白金のファンドは、ある程度売り玉を維持すると思われるため、それまでは大きな上昇は考えられず、高値を追っかける必要はないと思います。本日のように、リスクオフで貴金属が売られた場面では、買い拾いをしていくのが良いと考えております。
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