NY白金は、〇〇〇ドルから本格上昇か!?

キャプチャ6

昨日、東京金・東京白金の買い増し成功しております。未だ、買い方針継続。今回、米国が中国製品へ2000億ドル規模に対し、10%関税を上乗せすると、トランプ大統領が発表しましたが、当初25%の上乗せとしていたことから、市場は既に悪材料を織り込んでいたこともあり、本日のように東京金・東京白金の上昇につながったようです。今回の2000億ドルの関税引き上げは、前回の500億ドルとは異なり、家具や家電などの米国の生活に身近な製品がほとんどであり、米国全体の20%の消費を占めています。そのため、当初予定していました25%から10%の関税引き上げに対し、市場は安堵感が出たように思います。

さて、ここからになります。上記のチャートは、NY白金の日足になります。昨日もNY白金の推定出来高は37000枚ほどと、大商いとなっております。恐らく、安値で売ったファンドは買い戻し始めているように思います。今回、8月28日の高値810ドル、9月13日の高値813.7ドルを上回ったことで、ファンドが動き出してきたように思います。ただし、上記チャートの丸で囲んでいるロウソク足(8月13日)の週がポイントになります。8月8日~8月14日のファンドの売りポジションは、46899枚から51029枚の一気に膨れ上がったことから、この価格帯を上回るか否かが、注目されるところです。ちなみに、その価格は8月13日高値831.8ドル、8月9日の高値842.3ドルとなっております。その価格近辺、もしくは上回るようならば、断続的にファンド売りの買戻しが入ると考えております。

そうなるとしましたら、私は9月26日以降のように思います。そのため、買いポジションは維持しながら、更に買い増しするか考えていきます。

<東京トウモロコシ>

最近、貴金属のコメントばかりに集中し、東京トウモロコシのコメントは疎かになっております。ただし、会員サイトには毎日掲載しております。基本は、売り方針です。本日も売りまししました。米中も貿易摩擦により、米国産大豆の需要落ち込みなども、米国産トウモロコシにも影響が出てくることでしょう。しかも、来年の話をしますと鬼が笑いますが、来年大豆からトウモロコシへ作付けがシフトされる可能性があり、更に上値が重くなることでしょう。そんな先の話をしても仕方がありませんが、目先で考えましても、既に米国では収穫期に入っていることもあり、ハーベストプレッシャー(米農家の現物売り)から下値を試すことになりそうです。

 

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