東京白金は、三尊天井返しか!?

キャプチャ

 東京白金は、本日続落となりました。昨日欧米株が下落したことから、リスクオフの動きとなり、NY白金は上値を抑えられた格好となりました。

 本日はテクニカルをもとにコメントしたいと思います。上記のチャートは、東京白金の日足に、5日、20日、25日、50日、75日平滑移動平均線を重ね合わせたものになります。ポイントを挙げるのならば、9月25日高値3016円、10月4日高値3046円、16日高値3037円を付けたことにより、三尊天井の予感もあります。しかし、三尊天井を確定させるにはまだ早く、9月28日の安値2920円、10月11日の安値2927円を下抜けない限りは、売りで考えるつもりはありません。しかも、既にドル円は高値から3円安く(3円円高)なり、NYダウは先日から7%以上下落しました。その動きにもかかわらず、NY白金が2.7%しか下げておりません。しっかりしていると思います。

 上記の平滑移動平均線は上向きとなっており、今回が三尊天井というのならば、7月から9月上旬の動きは逆三尊の形、しかし、7月3日の安値を下回ったことで、大幅安となりました。その時点のことを今回に当てはめるならば、10月4日・16日の高値を上回るならば、さらなる高値をトライすることでしょう。

 EU首脳会議は明日までの予定となっており、それまでは不安定な動きも予想されますが、いずれにしましても天井は打っていないと考えており、買い方針継続とします。

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