東京金は、引き続き買い方針。

 21日に中国国家主席が、民間セクターへの揺るぎない支援を表明したとの報道により、上海総合指数は4%以上上昇、本日午前10時過ぎに公表した人民元中心値は1ドル=6.9236元であり、人民元高・ドル安となりました。そのため、ドルも95ポイント台で一服、米長期国債利回りは3.198%と依然として高水準を維持しております。

 サウジアラビアの反体制派の記者が、トルコにあるサウジアラビアの総領事館で死亡した事件、イタリア財政問題、イギリスのEU離脱による反対デモ、などなど。米長期利回りが3.2%まで上昇しており、カプラン米ダラス連銀総裁は、FRBがあと2、3回利上げすれば金利は中立水準に達すると発言しております。9月26日のFOMCで、政策金利の見通し(ドットチャート)は、年内あと1回、来年3回、2020年は1回と、計5回の利上げを予想しています。その中で、同氏の発言。

 しかも、今回の米中貿易摩擦の影響から、各国のCPI(消費者物価指数)が上昇しております。インフレ懸念が強まりそうです。NY原油も高止まりしている中、NY金が下がるイメージはできません。

 むしろ、ドルや米長期国債利回りの伸びしろよりも、NY金の伸びしろの方があると考えております。よって、東京金は〇〇〇〇円~〇〇〇〇円どころは買い方針とします。

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