東京白金を一押し商品!?

本日、米中間選挙の結果が出ます。今でも開票しておりますが、上院は共和党が過半数以上の議席を獲得、下院では民主党が優勢となっておりますが、ほぼ民主党で確定であるため、ねじれ議会になりそうです。

 その中で、相場はどのように動くのでしょうか。①ねじれ議会になった方が、米トランプ大統領の暴走を止めることができるためポジティブ説②上院を共和党が獲得したことから、今までとの大して変わりはないとの説③米トランプ大統領の弾劾説、2年後の大統領選で米トランプ大統領危機説などなど、思惑が出てきます。正直ここまでNYダウが上昇したのは、米トランプ大統領の行動や発言が良い方向に影響したからのように思います。    今後は通商協議に関し、共和党と民主党が少しでも歩み寄ることができれば、日・欧などに対する関税引き上げが見送られる可能性が高いと考えます。そうしますと、今までのようにリスクオン・オフがハッキリすることはなさそうに思います。

 

 <私の推奨銘柄>

 私が今一押しの商品は、やはり東京白金です。今回ねじれ議会になることで、簡単に日本への自動車関税引き上げは出来ないと考えております。中国に対しても新たな関税引き上げは見送られると考えているため、白金にとってはポジティブに動くことになると思います。

 東京白金は今年1月末に3618円の高値を付けてから、8月中旬に2680円まで下落したことになります。約7か月間で938円下げたことになります。そこまで下げた相場が、11月初旬(約3か月後)3169円と489円安値から上昇したことになります。つまり、下落した値幅の半値以上上昇したことになります。

 しかも、東京白金における一般投資家のポジションは、8月中旬の買い玉が42,976枚、売り玉は9858枚でした。そのポジションが、安値2680円から489円上昇したことにより、買い玉28434枚、売り玉15056枚とかなり変化したことが、ご理解いただけると思います。(買い玉は14542枚減少し、売り玉は5198枚増加しました。)

 このポジションが、相場のすべてではありません。以前にもお伝えしたように、市場の人気と心理を表していることは、確認しておく必要があります。

 

 <なぜ、買い玉が減少し、売り玉が増加したのでしょう!?>

 これはすべて、市場が恐怖心を味わったからにすぎません。安値2680円を見たことにより、2900円や3000円、3100円が高く見えるわけです。もし、東京市場内部要因の偏りにより、8月16日の下髭線(2827円~2680円)を演じたのであれば、当面この価格帯を下回ることはないでしょう。

 次に2680円まで下落したきっかけとなった週を6月22日の週(3236円~3042円)と考えるのならば、その週のロウソク足の半値3139円を今トライしていることから、既に6月22日の大陰線はターゲットになっていると考えております。私は、このシナリオをイメージしながら、買いで臨むつもりです。ただし、〇〇〇〇円を下回るようならば、少し考え方を変えますが、それ以外は買い拾いをしていきます。

 

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事