東京白金は、一部撤退。

 東京白金の買い玉は、少し減少させております。今回の白金は、ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)が今年と来年の需給見通しを供給過剰と発表したことで、上値を重くさせました。しかしながら、市場の焦点はG20になるでしょう。昨日もコメントしましたように、GM(ゼネラル・モーターズ)がリストラ計画を発表したことで、米トランプ大統領は輸入自動車に関税を課す可能性が出てきたことから、下値を探る展開となっております。週末の米中首脳会談、米独首脳会談が注目されます。

 当然、貿易問題に関しての話し合いになると考えdておりますが、米独首脳会談では自動車関税に関して踏み込んだ話になることでしょう。その話の内容次第で、もう一段売られる可能性があります。私自身は、安値を売り叩くつもりはありませんが、ここは少し静観したいと思います。

東京トウモロコシは、戻り売り相場と考えております。以前からお伝えしましたように、中国の期末在庫が増加したことにより、世界的に供給過剰になっていることで、相場の上値を重くさせると考えております。東京とうもろこしが、ここ最近買われた理由としましては、大豆(収穫遅れ)小麦(ロシアとウクライナ問題)、海運指数上昇、円安によるものです。つまり、独自材料で上昇しているわけではありません。ということは、外部要因で東京市場が反発した場面は、売りで対処するのが良いでしょう。

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