東京白金は、じりじり下げております。上値の重い展開となっております。日本市場では、一般投資家が売りポジションを減少させ、ファンドが新規売りをしているように思います。しかも、NY白金800ドル、東京白金2900円の下値支持線もあっさり下回りました。買い方にとっては、苦しい展開になっております。
私は、買い場を探しておりますが、まだ時間がかかると考えております。ただし、NY金・NYパラジウムが堅調に推移しており、割安感からNY白金が買い拾われることにも期待しています。引き続き、東京白金の買い場探しをしていきます。
東京金は堅調に推移しております。売る要因が見当たりません。昨日、米長期国債利回りが低下したことにより、将来の米国経済不透明感が漂ったことと、本日米国株式市場休場ということから、NYダウが800ドル安となり、投資資金が金に流入する可能性が高まっております。ましてや、FRBパウエル議長の中立金利に今の金利が近づいていると発言したことで、ドル高一服したこともNY金にとっては支援材料と考えております。しかも、米国金利がほぼ正常まで上昇しているということは、万が一の場合、利下げも検討できるということにもなります。そう考えますと、NY金1200ドル、東京金4400円は下値と考えております。引き続き、買いスタンスで臨みます。
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