東京金・東京白金の価格差

キャプチャ

↑東京金と東京白金の日足鞘チャート(価格差&MACD&RSI)

キャプチャ1

↑東京金と東京白金の週足鞘チャート(価格差&MACD&RSI)

正直、悔しい思いをしました東京金、東京白金のストラドル。ここまで拡大するとは思わず、反転のタイミングを待ちましたが、今回撤退しました。ただし、この価格差を見ると、チャンスが近づいていると考えております。

上段チャートは日足、下段チャートは週足になります。まだ反転の兆しはありませんが、過去最高の価格差になっております。金そのものを見ましても、下がる要素があると思えず、むしろ買われやすい環境にいると予想しております。しかし、その一方で、白金ですが売り叩かれすぎているように思います。今回は、恐らく一般投資家が金売り・白金買いに動き始めたことで、ある筋に狙われたように思います。

 一般投資家が、東京金売り・東京白金買いに動き出したのは、恐らく1500円の価格差あたりと予想します。本日の価格差が1687円であるため、通常の取引でスプレッド割引がない場合は、198000円に対し187000円の評価損、スプレッド割引適用ならば、65340円に対し187000円の評価損になります。つまり、鞘取りではありますが、かなりのマイナスが生じたことになります。

 この2商品の鞘取りのポイントは、白金になります。白金次第です。白金が下げて、それ以上に金が下がるといった鞘縮小はイメージできません。白金が上昇し、金が高値での保ち合いはイメージできます。つまり、白金が上昇することができないと、鞘縮小のメリットはないということになります。ただし、上記の鞘チャートを見ましても、RSIが日足で83%、週足で70%であるため、一つの商品と考えて、金売り・白金買いの鞘取りの準備をしておく必要があると考えております。

 今度は、必ず取り返したいと思っております。

※会員募集中です。2週間無料になりますので、お気軽にお申し込みください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事