※米国政策金利(棒グラフ)とドルインデックス(折れ線グラフ)
米国は、2008年リーマンショックを機に量的金融緩和をしてきました。QE1は2008年11月~2010年6月、QE2は2010年11月~2011年6月、QE3は2012年9月~2014年10月を行い、2015年12月から利上げを7回利上げをしたことになります。そのため、ドルは堅調に推移することとなりました。
※欧州政策金利(棒グラフ)とユーロ/ドル(折れ線グラフ)
一方、欧州では、昨日ECB理事会で年内の量的金融緩和を終了とし、利上げは2019年夏までは行わないと、改めて示しました。年内量的金融緩和終了終了、夏までは利上げを行わないとの見解を示していることから、ユーロが買われる場面はありましても、再び2019年夏までは売られる場面もあり、一進一退の動きが予想されます。しかし、米国もそうだったように利上げを行い始めるようならば、ユーロは再び上昇し続けることでしょう。ユーロ高の一方で、ドル安が予想されるため、NY金にとっては買い妙味があると考えております。
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