東京金は、買い場探しで考えておりますが、当面は上値の重い展開を予想しております。なぜ、上値が重いと予想しているかと言いますと、未だ円高に振れる可能性が残っており、東京市場は円高分、上値が重くなると考えております。実際、上記のチャートをご覧いただきますと、今年に入り円高の影響から4500円を割り込み、昨年末の下値サポートラインが上値抵抗ラインになっております。
ただし、米長期国債利回りが2.7%を割り込み、ドル指数は下値模索の動きを見せており、そのためNY金の下値は限定的と考えております。そうしますと、円高だけでは京金市場の下落には限界があり、NYダウが不安定な動きを見せてる以上、NY金市場に資金が流入しやすくなっていると考えております。いずれにしましても、東京市場の過熱感はまったくなく、さらなる高値を期待しております。2月高値を予想しておりましたが、もしかしますと、〇月にズレ込む可能性もあります。もうしばらくは、強気せずに中立で様子見たいと思います。
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