東京金は、押し目買い方針継続。ただし、やや買われすぎの場面であるため、突っ込みを狙っていきたいと思います。米中通商協議、米政府機関閉鎖に関し楽観的な見方となり、NYダウ堅調に推移したことから、市場はリスクオンに動いていると考えております。だからと言って、市場がこれらを否定し始めたとしても、大幅安にはつながらないと考えております。今の状況では、すかさず押し目は買い拾われると考えております。
全ての相場において意識しなければいけないのは、天井を打つときは、何度も上下を繰り返します。底を打つ時も同じです。これは、安値で買い玉を利食いさせ、高値で新規買いさせるリズムになります。そうしますと、高値の買い玉が残るため、ひとたび下落に転じますと、更に押し目買いが入りやすくなり、さらに下落しますと手仕舞い(見切る)投資家と現状維持する投資家と別れます。そうなりますと、戻りはすべて売られやすくなると考えております。
話は戻しますが、今の東京金はどうでしょう。きれいに上昇トレンドを形成しております。こうなりますと、高値は正直買えていないと、私は見ております。そうしますと、まだ下落に発展するような状況ではないと考えております。もう少し上値があると考えております。ただし、〇〇〇〇円以上は買われすぎになるため、注意が必要と考えます。
東京トウモロコシは、今は買い方有利と見ております。だからと言いまして、私は買いは考えません。売るか売らないかです。新規売りを仕掛けるのならば、来週新補発会します3月限を狙いたいと思います。今価格が上昇していますのは、米中通商協議への緩和、円安のように思います。それ以外は、上がる要素は考えられません。本日の日経新聞に掲載しておりましたが、メキシコの需要が旺盛となっており、仮に国境の壁を建設し、新しい貿易協定を作るようならば、メキシコの需要が落ち込むようならば、再びシカゴコーンは3.3~3.5ドルまで下落すると予想しております。引き続き、来週は売り狙いと考えております。
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