今朝方発表されましたFOMC議事録は、先月のFOMC(1月29日~30日)の再確認をした結果となりました。ほぼ全てのメンバーが年内のバランスシート縮小停止を望んでいる一方で、幾人かのメンバーは経済が予想通りに推移するならば年内の利上げが適切になるとの見方を示しました。つまり、ハト派一色ではなかったことを再確認したわけです。そのため、NY時間外取引で利食い売りが出たように思います。
FOMCの議事録が公表されたことで、当面市場は冷静に推移すると思います。ただし、今行われている米中通商協議の内容次第では、再び買われる(反発する)可能性もあります。しかしながら、その買われたところを一緒に買うつもりはありません。いずれは、さらなる高値もあると予想しておりますが、米中通商協議が終了した場合、一旦材料出尽くし感からさらに売られることも予想しております。
私の考え方としましては、仮に材料出尽くし感で更に売り叩かれたところは、短期買い拾いをしていきます。2~3手押した場面は、絶好の買いと考えております。しかし、再び買い進まれたところは利確するのが良いと考えています。
3月の下げは強烈になる可能性があります。私が不安視していますのが、新興国通貨です。再び、新興国通貨の急落すると予想しております。その影響は、ドル高のように思えます。
そういったことから、高値日柄となった場合は3~4月商品全般的に売り狙いも考えていきます。
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