FOMC前後のファンドの動向に注目。

本日から会社に復帰いたしました。

 東京金、東京白金ともに、方針は変わりません。押し目買いスタンスです。ただし、損決済の線引きをしておく必要があります。その理由は、やはり19日・20日のFOMCを控えていることがあります。注意する必要があります。

 しかしながら、今現在ドルインデックスが堅調に推移し、それに対しNY金の上値が重くなっていますのは、FRBによる保有資産の縮小は継続しているからになります。年内にはその縮小を終了するとのことで、一旦はドル安・NY金高になりましたが、冷静に考えた場合、縮小は継続していることから、ドルが底堅く推移しているようです。

 

 19日・20日のFOMCで注目されますのが、その保有資産縮小終了時期です。年内には終了するとの話ではありますが、市場が注目していますのは、年末なのか、年央なのか、時期を気にしているようです。その内容により、ドル・NY金が上下振れることでしょう。

 

 ことNY市場のファンドのポジションを見ますと、金に関しましては売りポジションが増加しております。この状態で下落へのサプライズは考えにくいと思います。お客様にもお伝えしていることですが、FOMC前にファンドのシュートカバーが入るようならば利益確定売りを意識し、仮にFOMCまで軟調な動きをするようならば買い玉は、そのまま維持するのが良いと考えております。おそらく、私自身、FOMC後の方が動きやすいと思います。

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