当面は、強弱材料、入り乱れ。

本日は、全面安となりました。先週末のコメントでは、東京白金の吹き値は売りとし、東京金に関しましては逆張りを意識するのが良いと指摘しました。正直、私のお客様は、先週全て東京白金の買い玉を利食いしていただき、今回の急落は冷静に立ち向かうことが出来ました。

 実際のところ、私のお客様は、東京ゴムをしきりに売っており、本日ほとんど利食いいたしました。

さて、東京金ですが、突っ込みは買い方針ですが、まだ上値は重くなると予想しております。今回、米長期国債利回りを短期利回りが上抜いたことにより、市場はリセッション入りを意識し、リスクオフに動いたようです。ただし、NY金にとってはプラス要因になるため、すかさず買い拾われましたが・・・。ただし、ドルの上値を抑える要因になることや、リスク回避の円買いが入りやすくなることで、ドル円の上値は重く、東京金にとっては上昇を妨げる要因になります。そのように考えますと、東京金の高値を買う気にはなりません。つまり、当面は逆張りを意識しながら、日柄を待つのが良いと考えます。

 東京白金は、3000円割れは弱気したくないところです。NY市場850ドル以下は買われやすくなると考えております。ロンドン・NY・南ア白金ETFは増加傾向にあり、投資資金が流入していると考えております。20日から22日にかけて南ア白金ETFは、約2トン増加しておりました。ただし、東京白金も〇〇〇〇円以上は、テクニカル上買われすぎになるため、もうしばらくは乱高下すると予想しております。つまり、2900円台で買ったからと言って、長く持つ相場ではないと考えております。

そのことを意識しながら、トレードをするのが良いでしょう。

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