本日は、東京白金のコメントをいたします。その前に、引き続き東京金は売りスタンスで考えております。
さて、東京白金ですが、昨日も日経新聞に同商品の記事が掲載されておりました。私にとって見ましたら、今まで上昇していた内容が掲載していたように思います。つまり、その記事で強気してはいけないということになります。
正直、東京白金はもうしばらく波乱含みの展開が予想されます。ただし、私は売り場を探していきたいと思います。売り場を探している理由としましては、ここ数日間、上海白金の出来高が減少していること。南ア白金ETFの増加がストップし、先週末には利益確定の売りが出たことです。
ただし、テクニカルは素直です。上記のチャートは、東京白金日足に一目均衡表とボリンジャーバンドを重ね合わせたものになります。本日は、テクニカルについてコメントをしたいと思います。本当であれば、大きな流れは週足チャートを見る方が良いと考えております。しかしながら、今回は日足チャートを用いて、説明させていただきます。(ミクロの部分を意識しないと、相場の転換が読みにくくなるからです。)
今回のポイントは、一目均衡表の遅行線、ボリンジャーバンド中心線、σ=+1のみを意識しながら、コメントします。これだけを抑えるだけでも違います。まず初めに、4月3日にボリンジャーバンドσ=+1を白金価格が上抜けたため、σ=+2まで上昇しました。大相場では、σ=+2を維持しながら上昇していきます。しかし、そのσ=+2を4月10日に下回ると、やや高値警戒が意識されたように思います。しかし、天井と決めつけるのはまだ早いと考えています。ここ3日間の動きを見ますと、ボリンジャーバンドσ=+1を安値がキープしております。しかも、同指標中心線とσ=+1は上向きになっております。このラインの角度が緩やかにならない限りは、下落期待はしにくいと考えます。しかも、遅行線と実線の距離が離れていることもあり、もうしばらく高値波乱が予想されます。つまり、プラス圏で売りを考えるのは良し、マイナス圏は様子見が良いと思います。
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