東京白金は、昨日コメントで、今月は材料盛り沢山であり、悪材料を織り込み始めていることから、会員サイトで売りポジションの利食いを確定したと、お伝えしました。悪材料を織り込み始めていることにより、価格が売られすぎております。価格が売られすぎることにより、好材料に反応しやすくなります。売られすぎは、昨日からになります。ここから反発せずに、仮に3000円を割り込みますと、底打ちしやすくなり、その後レンジ相場に移行すると考えております。その反面、3100円まで反発した場合は、まだ売りの流れ継続となり、〇〇〇〇円あたりは絶好の売りと考えます。
米中貿易戦争懸念により、リスクオフが強まっておりますが、イベントドリブン(プログラム売買システム)であるならば、明日の1時以降、相場の景色が変わる可能性があります。そのため、戻り売りを意識しながら、売りポジションを軽くするのも、一つの戦略かと思います。
昨日の価格から37円安の3051円で取引終了しましたが、移動平均線からの乖離が大きくなっているため、ここは売り玉を利食いし、静観したいと思います。
東京金は、売り方針継続です。強弱の材料が入り混じっておりますが、考え方としましては、ドル円が下落に転じ始めているということを意識しておきたいと思います。円高に動き始めているということは、リスクオフの動き(円高要因)に反応しやすくなっているということになります。ただし、東京金の場合は、よほど大きな円高にならない限りは、大幅安にはなりにくく、NY金が下落に転じない限りは、緩やかな下降トレンドを予想しております。
お客様から本日、なぜ米中貿易摩擦懸念でNY金は買われないのと質問がありました。私の持論は、価格帯です。これが、NY金1200ドル前後ならば、買い材料として反応したでしょう。もしくは、1200ドルから上昇し始めている道中の1280ドルならば、米中貿易摩擦の材料により、1300ドルを上回ったかもしれません。ただし、今のNY金は、そのような動きではありません。相場は、商品・株式でもそうですが、美人投票です。人気がつかない相場は、いくら好材料があっても上がりません。今では、NY金から投資資金が流出し、未だ戻ってきておりません。そのNY金が上昇するとは思えません。米中の貿易戦争懸念で、辛うじてNY金1280ドルを維持しているようにも思えます。そのため、東京白金と真逆で、明日の1時以降景色が変わるかもしれません。
いずれにしましても、東京金は売られすぎの過熱感はないため、未だ売りポジション維持していきたいと思います。
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