東京トウモロコシは、未だ買いスタンスで臨みたいと思います。昨日もお伝えしておりますが、今のトウモロコシ相場は、本格的な天候懸念で上昇したわけではありません。やはり、相場は常に先取りしますので、7月以降の受粉期に対し、高温乾燥懸念で相場が買われない限り、内外ともに下値限定的と考えるのが良いでしょう。今年の夏は、エルニーニョ現象が起こると言われております。そうしますと、どの水準か分かりませんが、天候を意識した相場上昇が起こると予想しております。
東京金は、買い方針継続です。米国がメキシコへの関税引き上げを見送ったことから、大幅安を6月10日NY市場で演じました。しかし、市場は年内2回の利下げを意識しており、米ドルと米長期国債利回りの上値を抑えていることから、投資資金が金へ流入しております。相場の天底は、やはり過熱です。今の金は過熱感が全くなく、米中貿易摩擦懸念が解消しない限りは、投資資金が今後も金へ流入することが予想されます。NY金、〇〇〇〇ドルを目指す可能性大。
東京白金は、買いスタンス継続です。当然3200円後半から2800円割れまで下落した為、上値が重くなることは仕方がないことです。ただし、ここ数日間の世界白金ETF保有残高を見ますと、南ア・ロンドン・NY市場で増加傾向にあります。投資資金流出が一巡し、流入し始めている表れと考えております。投資資金流入に加え、南ア・ランド通貨は、米国利下げ観測から戻り基調になる予想しております。しかも、NY市場におけるファンドは売りポジションを維持したままであり、このショートカバーが入りますと、一気に〇〇〇ドル近辺まで浮上すると予想しております。東京白金は、先日売られ過ぎの相場であったことから、底打ちを意識し、常に買い拾うのが良いと考えます。
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