やや、東京白金は上値が重くなる。

先週、米トランプ大統領が、9月1日に中国からの輸入品3000億ドル相当に10%の関税を課すとの発言により、一気に市場はリスクオフムードとなり、NY金高・円高となりました。NY白金は、更に米トランプ大統領がEUに対し、自動車関税は検討対象から外れないとしたことで、値を削った格好となりました。

日本・EUの自動車税は、少なくとも180日間延期となり、その期限が今月半ばごろということから、かなり市場は逃げ腰になったように思います。

東京金は、NY金が高値を買いきるまでは、下げ渋る可能性が高いものの、ドル安が進んでいるわけではないため、いつまで資金が流入するかがポイントになります。日本国内の投資家は、通常の4倍ほど金現物を地金商に換金売りしていることから、高値では利食い売りも出てくると考えております。下がるかどうかは、NYダウ次第というところですか・・・!?

東京白金は、南ア労使交渉が難航していたにもかかわらず、今回の米中貿易摩擦が再燃したことで、短期的に上値は重くなることでしょう。恐らく、来週いっぱいは下振れ懸念がありますので、注意していきましょう。

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