貴金属は、お金の力で爆上げしております。
このような相場の動きになりますと、買うに買えない、売るに売れない状態です。ましてや、東京白金に関しましては、ここ数日間、一般投資家の利食い売りと、新規売りをこなしながら上昇しています。それならば、仮にNY市場が下落したとしても、初押しで買われやすくなると考えております。つまり、まだ波乱含みの展開が予想され、相場が下落したからといって、天井を打ったと思いこむのは危険。なぜならば、今の価格帯は真空地帯だからです。
東京金は、どうしても売りで考えてしまいます。しかし、昨日からの反発により、やや警戒しておく必要があります。今では、何につけても買いの材料として扱われており、まだ完全に相場が材料を織り込んでいない様子です。最終的な結末は、大量のファンドの手じまい売りが出てくると思われますが、もうしばらく時間がかかると考えています。
NY金が下がるきっかけは、やはり、ドル、若しくは株式市場に投資資金が流入することでしょう。米中通商協議が10月前半にワシントンで行われるということですが、それだけでは何も変わらないと思います。米中の経済指標悪化をある程度織り込まれるようになれば、つまり、両国の経済指標悪化したとしても金価格が上昇しなくなれば、いよいよ修正安入りするのかもしれません。
マーケットの動きに注目しつつ、勝負時を狙っていきます。
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