いよいよ、FOMCの結果が出ます。市場は、従来の利下げ予想を0.25~0.5%としていましたが、米経済指標良好、米中貿易摩擦懸念後退により、0.25%~据え置きの予想となっております。
ただし、今回利下げしたとしましても、やはり年内あと何回利下げ?若しくは、FRBの利下げ不十分の後の米トランプ大統領のツィッターがポイントになります。利下げ0.25%、年内あとゼロ回から1回といった内容ならば、NY金は売られやすくなると考えられます。
私が、本日の相場に腑に落ちないのは、事前予想で利下げ幅が縮小したにもかかわらず、NY金で1500ドルを維持していることです。正直、何が本日のNY金相場を下支えしているのか、分かりません。
しかし、NY金相場が徐々上がりにくくなっているのも事実です。8月7日以降NY金は1500ドルを上抜けてきましたが、その日から米国金ETFは一時約50トン増加しました。今現在では約35トン増加しております。ファンドの買いポジションは、1500ドル以上はあまり増加しておらず、そのこともあって狼狽売りが出にくいのかもしれません。
常にFOMC終了後、次の利下げも意識され続け、そのことが影響で下値を切り上げてきた相場であるため、やはり今回で利下げ氏雨量となるのかが、非常に大事なところです。私の主観ですが、政策金利を2%以下に引き下げると、仮に何らかのリスクが生じた場合、対応が遅くなる可能j性が出てきます。2008年リーマンショック前の米国政策金利は2%でした。そこから金融緩和政策を打ち出し、今の米国経済が確立したわけですから。
いずれにしても、東京金は売りで考えていくしかありません。徹底的にいきたいと思います。
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